安定供給のために

上質の牧草を安定供給するために

常に高品質の牧草を長年に渡り、仕入れ続けることは非常に難しいことです。
営業用サンプルや新規お取引当初3ヶ月程度であれば、同業他社から一時的に高品質の牧草を供給してもらうことは可能でしょう。ただし、高品質の牧草は仕入れ価格が高く、最終消費者に対して高いコストのしわ寄せが来てしまいます。やはり飼糧は断片的に判断するのではなく、高品質の牧草を納入できる確率が年間を通して何割打てるかが大きな鍵となります。
弊社は米国サプライヤーとの長年に渡り築き上げてきた礎(信頼関係)を元に、2007年9月より社内に輸入部門を設立し、中間コストを大幅に削減することで、上質な牧草を適正価格で安定供給できるよう努めて参ります。

牧草類の計量体制について

輸入牧草類は1ブロックが50kg~55kgとその重量は個々に異なります。
弊社は適正量を適正価格で販売していくため、納品時にスケール(重量検査)の実施を行っております。

  • 通常スケール(重量検査)の場合

    納品する個々の輸入牧草類を荷積み前に計量しております。またご要望に応じて計量証明書の発行を行っております。
  • 牧場など一度の納品数量が多い場合

    納品荷積み重量-空トラックの重量=正味納品重量 (ガソリン満タン時)

また、ご要望に応じて第三者機関の計量証明書の発行を行っております。

サービス範囲について

弊社は、株式会社渡邉商店様、株式会社居城飼料様、株式会社ジャパンホースフィード様と業務提携し、全国ネットのサービスを展開しております。


※長期出張の場合は西日本地区を弊社、北海道および東日本地区を上記提携先3社がフルサポートさせていただきます。

米国サプライヤー・ワードルー社とチモシーヘイについて

米国飼料サプライヤーのビッグ3の一つで、規模でこそ最大手のアンダーソン社に続きますが、クオリティの高さでは米国ナンバー1を誇ります。日本の商社もワードルー社からの資材調達に尽力していますが、厳選された牧草の供給量が追いつかないため、アロケートができない(割り当てられない)のが現状です。そのワードルー社が扱うチモシーヘイは、ヨーロッパを原産地として、各国に広まりましたが、元来は冷涼な気候を好み、温暖地域の場合には海抜1,000米以上の高地に適します。日本の場合は北海道であり、米国の場合はワシントン州を中心とする西部諸州です。この牧草の最大の特徴は栄養素のバランスがとれていると同時にイネ科牧草の中では最も香りが良く、多くの草食動物に優れた嗜好性を有する多年性の牧草であることです。競走馬用酪農用チモシーヘイは昭和48年ごろまでは殆ど北海道産に依存していましたが、昭和54年より特殊燻蒸を条件に米国より本格的に輸入されるようになりました。
その後米国産は品質が認められ、急速にシェアを伸ばし今やその地位は北海道産にとってかわりました。